Sekiya Dance Lesson

アルゼンチンタンゴとガフィエイラの話や、教室のお知らせ。など。

アルゼンチンタンゴ|ミロンガのマナー② リーダー力とフォロワー力

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混んでいるミロンガで気をつけたいのが、接触事故です。 
脚を鞭のようにしならせる「ボレオ」や、鉤のようにかける「ガンチョ」は
タンゴっぽくって好きという人が多いかもね。

 でも、混んでいるミロンガでは危険だから、
ガンチョ、ボレオはなるべくやらない方がいいね。まだ。
カミナンドやオチョだけでも単調にならずに、格好よく踊ってる感を出せるのが、
いいリーダーです。
女性も、もしボレオやガンチョのリードがあっても、危ないな、と思ったら、
メネオ(脚を跳ね上げないで揺らす)にとどめるとか、あえてガンチョしないとか、
コントロールできるといいよね。


初心者さんは、相手の足を蹴ってしまうのが怖くて、つい足元を見てしまうかもしれません。
でも、ミロンガでは顔を上げて、常に周りの状況を確認しながら踊りましょう。
女性も全部男性におまかせ!じゃなくて、
たとえば、男性の死角に人がいて、(このまま下がったらぶつかるな・・・)という時には、
背中に回した左手を少し強く押すなどして、注意を促してくれると、
上手い人だな、って思います。


でも注意していても、ぶつかってしまうことはあります。
これはリードしている男性の責任なので、
女性がぶつかった時も、男性が、すぐに、謝りましょう。
ちょっと強くぶつかっちゃったときは、踊り終わった後にも、
もう一回謝ると、丁寧だね。

オトナの気遣いって感じだね。
がんばろ~。

 

Illustrations:Les Pas Parfaits: Illustrations

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