Sekiya Dance Lesson

アルゼンチンタンゴとガフィエイラの話や、教室のお知らせ。など。

アルゼンチンタンゴ|ミロンガのマナー⑤ 踊り始め

ミロンガのマナー5

タンダ*が始まる前から、踊る相手を予約しておくっていうのは、
あんまり格好いいことじゃありません。
流れ始めた曲を聞いて、「このタンダなら、あの人と踊りたいな」とかそういうことを考えてから、お誘いするのが良いとされています。

それから、ミロンガは、タンダの途中から踊ってもかまいません。
僕はたまに3曲目から誘ったりします。

そうすると、すでにフロアで踊っているところに、加わることになります。

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車の合流と一緒です。
乱暴に入り込んだら、事故になります。(それに、ちょっとムッとされるよね)
男性がエスコートしてあげて、前後左右気をつけて、後ろの人には軽く会釈して入ると、スムーズかな。
電車の席取りみたいに、女性がバーって行って、「ここ、ここー!」ってやるのは
ちょっぴりみっともいくないね。 

お誘いしたら、踊る前の肩ならし、じゃないけど、
少し会話して気持ちをほぐしてから踊り始めるといいよね。

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でも、踊っている間、ずーーーーーっと喋っているのはNGです!
踊り始めたら、相手がどんな風に曲を感じているか、集中しましょう。

曲と曲の間のおしゃべりが長引いちゃうこともあるね。
曲の始めは少し会話をして、そこからおもむろに踊りだす、というのが流れとしては美しいんだけど、日本の踊り場はあんまり広くないからねー。
あなたが動かないと後ろの人が動けません。
会話はほどほどにするか、あんまり長くなるようだったら、
邪魔にならないよう、流れから外れよー。

Illustrations:Les Pas Parfaits: Illustrations

 

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