Sekiya Dance Lesson

アルゼンチンタンゴとガフィエイラの話や、教室のお知らせ。など。

アルゼンチンタンゴ|タンダとコルティナ

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アルゼンチンタンゴのダンスパーティーのことをミロンガと言います。
ミロンガの最中に、タンダがどうとかコルティナがどうだとかよく話されてますね。

 ミロンガでは、3~4曲くらいを1セットとして流すのですが、
この、セットのことを「タンダ」と呼びます。
タンゴならタンゴだけ、ワルツならワルツだけ、ミロンガならミロンガだけ、のタンダを作ります。
また、ばらばらな曲ではなく、
同じ楽団の曲や、同じ時代の曲、など似たような曲調、テーマでまとめます。
なので、
1曲目を聞くと、これからどんな感じの曲が流れるのかな、というのが予測できます。
僕はたまに違う趣向で選曲する事もあるけど、話すと長くなるのでまた今度。

基本的には、踊り始めたら、そのタンダの間は、同じ相手と踊ります。
初心者さんは、ついつい1曲踊ってもらうたびに「ありがとうございます」って言っちゃいがちだけど、
タンダの途中で、「ありがとうございます」って言うと、「もう結構です」という意味で取られることが多いので、
そのタンダの曲が全部終わって、コルティナがかかり始めたころに、言うといいね。
(逆に、よっぽどいやな目にあった場合に、女性がタンダの途中で「ありがとうございます」って言って終わるのはテクニックとしてアリです)


「コルティナ」っていうのは、
タンダとタンダの間にかかる曲です。
タンダが終わりましたよ、という合図みたいなもの。
なので、明らかにタンゴとは違うぞ、と分かる曲を流します。
(ロックとかポップスとかジャズとかなんでも!)
コルティナが流れたら、踊っていた人は、一旦フロアをはけましょう。
カベセオの邪魔になっちゃうからね。


カベセオって?
なかなか難しい。
僕はあまりしませんが、これがタンゴの醍醐味と言う人もいるくらい
テクニックのいるものです。

簡単に言うとアイコンタクト。
聞くより慣れろなのでみんな実践してみてねー

www.samba-tango-tokyo.com